住宅用の太陽光発電装置の契約をめぐるトラブルが相次いでいるそうです
千葉日報http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/136835
代金を前払いしたのに工事が行われず、契約解除しても返金さえ応じない
さきの東日本大震災による電力供給問題への不安から、家庭用の太陽光発電装置を検討する家庭が全国的に増えているようです。
そこに目をつけたのか、悪質な業者が前払い代金として200万円~350万円を受け取ったにも関わらず、工事をせず、あまつさえ返金にも応じないという悪対応、というか詐欺をはたらいているようです。
消費者センターには苦情が殺到しているそうで、
太陽光発電装置に関する電話が全国から寄せられ、
平成22年度は2,690件、
23年度(24年2月末時点)は3,166件
http://www.cao.go.jp/consumer/iinkaikouhyou/2012/0327teigen.html
住宅用太陽光発電システムの販売等に係る消費者問題についての提言 - 内閣府
と、年々増加傾向にあるようです。
えっ!それでもお金を返済し続けなくちゃダメなの?
どうやらこういうことのようです。
契約者の多くは工事まえに、業者が紹介した金融機関などでローン契約を結ぶ。
この契約自体は、あくまで「契約者が金融機関からお金を借りる」という契約であって、「太陽光発電装置の売買契約」ではない。
契約者にとってはまさに踏んだり蹴ったりです。
現在、被害対策弁護団を立ち上げ、実態解明と救済に乗り出すようです。