Butabana

2013/05/13

【丸亀製麺】トリドール株価に影響は? うどんのざるのカビを1ヶ月も公表しなかった理由ワケは?【カビのすだれ】


 「フェイスブック」にカビの写真を投稿し発覚





「丸亀製麺」はフェイスブックにお客さんと交流することができる会員制のサイトがあります。そこで「ざるうどんのすだれにカビがある」という苦情を受けながら、約1ヶ月間公表しませんでした。


 会員制の公式のフェイスブックサイトですから、多くの人の目に触れたはずです。それなのに、公表をしなかったのはなぜでしょうか?

 ネットを通じて公表されたその画像はインパクトがあり、それまで丸亀製麺を利用していたお客さんの気持ちとしてもショックだったと思います。

 健康被害の報告は無いといいますが、衛生管理がずさんだったのではないか、他の店舗は大丈夫なのか?心配になります。


すだれのカビの原因は?なぜ公表しなかった?




 4月7日にお客さんから苦情があり、翌日の8日に全店舗約700店ですだれを点検したそうです。

 別の2店舗でも、カビとみられるすだれが各1枚ずつ見つかりました。

 原因は「洗浄後の乾燥が不十分だった」とのこと。

 9日には、すだれを必ず一晩乾燥させ、使用前に確認することを全店舗に徹底する通達をしたようです。

 公表はしなかったものの、けして何も対策をしなかった、というわけではないようです。

 公表しなかった理由として担当者は

「個別の対応で済むケースと考えていた」

として、公表を控えたようです。

公表するリスクと、公表しないリスクとを天秤にかけた結果ということでしょうか。


謝罪文全文





4月7日に発生した事案に関し、お客様よりご心配のお声を頂戴いたしました。 
ご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません。 

当社は食を提供する企業として安全確認の意識が不足していた事実を真摯に受け止め、 
同様の事案が二度と発生しないよう、直ちに対策を講じました。 

今回の事案の原因につきましては、洗浄後に水分が残ったままの状態で「ざる」を保管 
したため、裏側にカビが発生いたしました。対応策としましては、店舗での食器洗浄と 
乾燥に関するマニュアルを作成し、全店舗に周知徹底いたしました。 

経過につきましては、以下の通りでございます。 

事案の経過 
4月7日14時00分頃 お客様よりカビが発生している旨ご指摘を受ける。 
4月7日15時30分頃 店舗より担当マネージャーに報告が入る。 
 その後すぐ、当該店舗の全ての「ざる」の状態を確認。 
4月8日9時00分頃 本社より全店舗の「ざる」の状態確認を指示。 
4月8日20時00分頃 全698店舗(当時)の「ざる」の状態確認が完了。 
4月9日9時00分頃 原因を究明し、再発防止策を策定開始。 
4月9日16時30分頃 再発防止の為のマニュアルを全店舗に配信。 

既に全店舗での安全を確認しておりますので、安心してお食事ください。 
http://www.toridoll.com/ir/pdf/130509ow.pdf




株価に影響は?海外でドーナッツ店を運営する計画に影響は?




 この報道を受けてトリドールの株価は9日に高値1,311円でしたが、10日には1,283円まで下落しました。そこからやや持ち直しているようなので、急落という感じではなかったようです。トリドールは焼き鳥屋やラーメン屋の事業も持っているので、直撃を受けずにすんだのでしょうか。

「丸亀製麺」を事業展開する「株式会社トリドール」は海外でドーナッツ店を運営する計画を発表しました。

 店名は「GEORGE’S DONUTS(ジョージズ・ドーナッツ)」

 まずハワイに1号店を開店し、ゆくゆくは欧米、アジアで500店舗に増やすという本格的なものです。

 今回の件の影響は海外進出を目指すトリドールにとっては痛手でしょうが、食品を扱う以上、あってはならないことなので、二度と同じことがおきないよう管理を徹底していただき、ぜひ美味しいうどん、ドーナッツを提供していただきたいところです。