Butabana

2013/06/02

【元祖リケジョ】ドラマ「ガリレオ」科学監修の大島まり東京大学工学博士 流体工学でくも膜下出血から命を守る!







流体工学で、脳動脈瘤の謎を解き明かす



 人気ドラマ「ガリレオ」に科学監修者がいたことをご存知でしょうか。

 お名前は大島まりさん。

 東京大学の工学博士で、流体工学がご専門。

 大島さんは現在、流体工学を用いて脳動脈瘤の謎を解き明かそうとする研究をしています。

 脳動脈瘤とは、脳の中のコブです。

 このコブは破裂すると、膜下出血を引き起こします。

 実はこの脳の中のコブ、いつ破裂するのかなど詳しいことは医師にも分からないそうです。

 大島まりさんはそれを予測しようという研究をしています。








血液の流れを流体工学で解析する



 東京大学の大島まり教授。

 17年前から脳動脈瘤の破裂予測について研究を行ってきました。


 血液の流れを流体工学で解析し、血管にどれだけの負担がかかるかをシミュレーションするというものです。


 血管のシュミレーションをしていく中で、血流によってコブにかかる負担が少なくなることがわかり、さらにその力が弱すぎてもコブが破れることを突き止めたそうです。


 くも膜下出血の死亡率は約4割にのぼるといいます。


 くも膜下出血の症状として、バットで殴られたような頭痛、吐き気や冷や汗を伴う頭痛、ものが二重に見えるなどがあげられます


 高血圧、喫煙、遺伝といった要因がある場合には、それらにくも膜下出血が疑われるといいます。


 くも膜下出血は、60歳以降の女性で、さらに痩せた人がなりやすい傾向にあるといいます。


 大島まりさんのもとに、以前脳動脈瘤の手術を受けた40代に患者が訪れます。


 別の場所でも脳動脈瘤が見つかったのですが、小さかったために経過観察を行なっていました。


 流体力学で解析、シミュレーションし、血液の流れ、血管への力のかかり方などの結果を患者に見せていきます。


 その結果、現状コブが破れる危険性は少ないと判断して、患者は変わっていないことが見て分かって安心したと話をしています。



大島まりさんの生い立ち



 東京大学、工学博士の大島まり教授。

 小学生のころは算数と理科が得意だったそうで、人類初の月面着陸には心奪われたといいます。

 「人間を月に運ぶ科学の力は凄い」と思った大島教授は、工学の道へと進みました。

 さらに、憧れだったMIT(マサチューセッツ工科大学)に留学します。

 寝る間を惜しんで研究をして博士になった大島まりさんですが、今後のキャリアをどう築いていくべきか、自分を見失い、30代で研究に行き詰まり悩んだといいます。


 そんな時、外資系企業からオファーがあり、専門とする流体工学が金融に応用出来ると求められ、大島教授の心は揺れたそうです。大島教授は、そこで2,3年は死に物狂いでやってみよう、と思ったそうです。


 そこへ、脳神経外科医である髙木清氏が大島教授に声をかけます。

 
 「脳動脈瘤を解析して欲しい」と。


 そこで自身の流体力学が血液の流れのシミュレーション、解析に役立つことを知ります。以来17年、脳動脈瘤の破裂予測について研究を行っています。


 大島教授のパートナーである山本創太氏は大島さんに対し、「絶対にやり遂げるところが偉い」と話しています。



 大島教授はこう語ります。

「人の生活に何らかの形で役だっていると実感したいので、人を幸せに出来るような仕事がしたい」


 自分が研究してきたことで具体的な形で人を救うことができる、幸せに出来る。

 大島まりさんは素晴らしい元祖「リケジョ」でいらっしゃいます!






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